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夢筆(ゆめひつ)

2015 10/31土

自分とカラスと女(おそらく妹的な存在)が一つの部屋の中にいる。部屋の構造は現在の僕の部屋のそれと酷似しており、ベッドでは妹が寝ている。蒲団を頭まで被っている為、顔は見えず、存在の確認しか出来ない。何故それが妹だとか、女だとかわかるのかは、自分では定かではない。ただの直感です…としか言いようが無い。

しかし、それはまがいもなく、女の気配をまとっていた。ベッドの脇には、本棚があり、これも現在の僕の部屋の構造とそっくり似ている。

本棚の上では一匹のド黒いカラスがキョロキョロあたりを見回しつつ、ぴょんぴょんとびはねたりしている。その感じからしてなんとなくだが、妹を守っているように思えた。妹とカラスは知り合いであり、関係はなかなかに親密であるように思う。

自分は本棚の横にくっつけるようにして設置している机の椅子に座り、主にカラスを観ている。カラスは常に警戒と心配をしており、本棚から身を離そうとはしない。

何日か日をまたぐ感覚がある。

カラスは人間の少年に化けることができ、それなりに毎日お風呂に入ったり、髪を洗ったりしているのがわかった。

しかし、夢の中での最後の日。自分はカラスをその日もじっと眺めていて、ふとカラスが汚れているな…と思った。風呂に入っていないと思ったのだ。

そう思った瞬間には、カラスを風呂に入れてやる想像を、夢の中の自分は始める。

おそらく何日も風呂に入っていないだろう汚れたカラスを久々に風呂にやり、湯をかけてやり、体を洗う。とても汚れて濁った、油の浮いた排水が風呂の排水口を流れる。きれいになったカラスにパリッとしたあたらしいシャツを着せる。カラスは嬉しそうに微笑む。ここで注意したいのは、カラスは少年の姿ではなく、カラスであること。自分の前で少年の姿で居たことは一度だってない。

しかし、何故かカラスは少年であると自分はわかっていた。そして最終的にはカラスを非常に不憫に想う気持ちと、風呂へやって、アイロンをしっかりとかけてあるパリッとしたシャツを着せてやる想像が頭に流れた。

カラスがあれから風呂に入れているのかはよくわからない。時刻はいつも、真夜中、夕方、日の出時刻のどれかであり、いつも部屋の中は薄暗くあった。

 

 

 

一体これは何なのだろう?と思われる方がいると思うが、これは僕が目覚めて即座に夢を記述したものである。この記述のことを夢筆(ゆめひつ)と呼ぶことにし、夢の記述を初めてみることにしようかとおもう。

たまにここにも書き残すこともあると思う。よろしくお願いします。