趣味の世界

興味のある事

今読んでいる本の

久美沙織:著

 

久美沙織の新人賞の獲り方教えます」

 

を読んでいる。

 

で、今回の更新では、著書のなかで提出される課題に取り組んでみることにしてみる。

 

えー、いま第三回まで進んでいて、その第三回「エンターティメントとは何か」で提出される課題はこれだ。

 

「魅力的な異性を描写せよ」

 

これを400字以内で書けというのが課題らしい。

 

うーん、難しい・・・・。

 

何か本書を読んでいると、色々と制約もあるみたいで、

セクシー、悩殺、きれい、可愛い、あでやか、かっこいい、色っぽい、キュート、小さい、大きい、美形、優しい、端正、立てば芍薬、足首がしまっている、小股がきれあがった、ハンサム、身長が二メートル、金持ち、すらっとした、心が寛い(ひろ)、小悪魔的な、スマート、清潔、コケティッシュ、野性的、ワイルド、妖艶な、ニヒルな、カッコイイ車にのっている

 

という語彙を使うな!と書かれてある。

 

思わず笑った。

 

このような凡庸な表現を用いず、オリジナルな表現を志して書いてくれ、というのが主題なのだろう。

 

そして、5W1Hを意識して書いて欲しいということ。

 

なぜ、どこで、いつ、誰が、何を、どのように?

ということをはっきりさすこと!という感じである。

 

難しいと思いました。

 

僕はマンガを書く為になぜか、この本で好んで勉強している(ハウツー本が好きなのだ)わけなのだが、実際、勉強になっているとは思う。

けど、コマを割って、絵をいれるマンガを描く作業をこなしていないので、頭の中では物語を書く基本系はまとまってきているが、どうも、マンガ表現能力は感覚が錆び付いている気がしてならない。。。まあ、そこはおいおい描き始めなければまったく身に付かないところではあるので、頑張りたい。

 

今回、本書の中では初めて取り組む課題ではあるが、やってみた。

 

「ひと時の女」

 

何やら女は自分の体よりも大きなレバーを両手で掴んで、力一杯体をつかって手前へ引こうとしている。
体に比べて小粒のような童顔には一杯の汗粒が浮かんでいる。

ノースリーブ姿の女は工場のエンジニアである。晒された腕や胸でふくれた白いシャツは油で黒く汚れている。
荒波に削られたかのような滑らかなカーブを描く腰のラインについ目を奪われてしてしまう。

ガタンッ!・・・

レバーは無事動いた。

「好し!」

ふぅ、と短く息を吐き、ポケットの中からヘアゴムをとりだし、首を振る。
ウェーブの掛かった肩まで伸びた透けるような金髪がふわりと揺れ、工場内を纏う排気を一掃する。

仕事に必要な部品を拾いにここへ来るだけの僕は、その金髪に石鹸の清潔な匂いを想定する。

女は黄金色に焼けた艶やかな腕をあげ、髪を束ねて手慣れた仕草であっという間に左右にふたつ三つ編みを作った。

彼女と出会えるひと時こそ、僕の大事な人生の時間である。

 

おわり

 

 

 

添削者がいないのでよくわからないが、妄想した光景をこのような文章にして書き下ろしてみた。

 

じつは、僕はジブリ映画「紅の豚」の飛行機設計のフィオが好きなことを思い出していた。フィオが徹夜明けの朝、作業室に訪れたポルコにコーヒーを入れるシーン、好きなんですよね。